初回面談で、いきなり低く見られることがあります
転職エージェントに登録すると、最初に面談があります。
そこで聞かれるのが、これです。
「これまでのご経歴を教えてください」
「強みは何ですか」
「今後どんな仕事を希望していますか」
この質問にうまく答えられないと、紹介される求人の質が下がることがあります。
能力が低いからではありません。
エージェント側に「この人をどう企業へ紹介すればいいか」が伝わらないからです。
30代40代の転職では、ここがかなり大事です。
若手のように「やる気があります」だけでは弱く、これまでの経験をどう活かせるかを言葉にする必要があります。
準備1:経歴を時系列で話しすぎない
初回面談でよくあるのが、経歴を最初から順番に全部話してしまうことです。
新卒で入った会社、配属部署、異動、担当業務、細かい実績。
話している本人は一生懸命ですが、聞く側からすると「結局、何ができる人なのか」が見えにくくなります。
最初に伝えるのは「要約」です
たとえば「不動産営業を12年、個人向けの提案から契約進行まで担当してきました。強みは、条件整理とクロージングです」のように、30秒で全体像を伝えます。
その後で、必要に応じて詳しい職歴を話せば十分です。
面談の目的は、人生の履歴をすべて話すことではありません。
担当者に「企業へ紹介しやすい人物像」を渡すことです。
準備2:「希望条件」を年収だけにしない
転職理由として、年収を上げたいという気持ちは自然です。
マイナビの転職動向調査2026年版でも、転職理由の上位に「給与が低かった」が入っています。
ただ、面談で「年収が上がればどこでもいいです」と話すと、求人の軸がかなり粗くなります。
年収、職種、働き方、業界、勤務地、将来性。
このうち何を優先し、何なら譲れるのか。
そこを整理しておくと、紹介される求人のズレが減ります。
準備3:「強み」を職種名ではなく行動で話す
「営業をやってきました」だけでは、強みとしてはまだ弱いです。
営業の中でも、新規開拓が得意なのか、既存顧客の深耕が得意なのか、クレーム対応や調整が得意なのかで、紹介される求人は変わります。
不動産営業なら、物件紹介だけではありません。
希望条件の整理、予算調整、内見後の不安解消、契約までの進行管理。
これらは他業界では、ヒアリング力、提案力、調整力、プロジェクト進行力として見られることがあります。
強みは、職種名ではなく「やってきた行動」で話すと伝わりやすいです。
面談前にメモしておく3つのこと
- これまで一番多く任されてきた仕事
- 周囲からよく頼まれた仕事
- 今後も続けたい仕事、できれば避けたい仕事
この3つがあるだけで、面談の質はかなり変わります。
担当者も、あなたに合う求人を探しやすくなります。
面談しながら進めたい方へ
自分だけで求人を選ぶより、第三者に経歴を見てもらいたい場合は、エージェント型サービスを使うと進めやすくなります。
